英語の冠詞(a, an, the)つける、つけない?【冠詞一覧とおすすめの本】

名詞の前につける英語の冠詞 (a, an, the) 「どれをつける、つけない?」と迷ったことはありませんか?英語の冠詞に相当するものは日本語になく、使いこなすのは難しいですよね。実は私もこの冠詞が苦手で、学生時代は英語のエッセイを書くたびにいつも冠詞を直されていました。

今回はそんな英語の冠詞について、基本ルールが簡単におさらいできる一覧と、冠詞の感覚を身に着けるためにおすすめの本をご紹介します。

お時間のある方は、ぜひ練習問題にもトライしてみてください。直ぐにアウトプット(自分を試してみる)ことで、更に冠詞の理解を深めることができます。冠詞は細かいルールや説明を時間をかけて学ぶよりも、感覚が身に着くまで繰り返し使う練習をすることが大切です。冠詞でまよわなくなるために、先ずはこの記事でおさらいすることから始めましょう。

Contents

英語の冠詞「a, an, the, なし」基本ルール

上の表に冠詞の意味と基本ルールをまとめました。

【a / an】は不定冠詞と呼ばれており、数多くなる中の一つ(ある~)の話をするときに用います。例えば、「an apple」と言った場合は、世の中に沢山リンゴはありますが、その中の「あるリンゴ」を意味します。

【the】は定冠詞と呼ばれており、具体的に特定した何かについて話すときに用います。例えば、「the apple」と言った場合は、「あのリンゴ」と特定のリンゴを意味します。

そして忘れてはいけないのが、冠詞を付けない時【無冠詞】です。冠詞の勉強をしていると、ついどの冠詞を付けるべきか考えてしまいがちですが、冠詞をつけないケースにも注意しましょう。上の表に代表的なものをあげましたが、国の名前・スポーツの名前・言語の名前などにも冠詞はつきません。

では、実際にはどういった使い方をするのか、例文の代わりに練習問題でみていきましょう。

英語の冠詞「a, an, the, なし」 練習問題

1.a / an のどちらかを入れてください。

  1. It took (___) hour to finish (___) unit.
  2. Can I have (___) cup of coffee?
  3. I think he is (___) honest person.
  4. Look! There is (___) beautiful bird.
  5. There is (___) old house.
  6. My sister is (___) teacher.

  1. It took (an) hour to finish (a) unit.
  2. Can I have (a) cup of coffee? 
  3. I think he is (an) honest person.
  4. Look! There is (a) beautiful bird.
  5. There is (an) old house.
  6. My sister is (a) teacher.

2.a / the のどちらかを入れてください。

  1. They are staying at (___) hotel.
  2. He stayed at (___) hotel that I recommended.
  3. I saw (___) movie last night. (___) movie was scary.
  4. She is (___) nice girl.
  5. Are you coming to (___) party tomorrow?
  6. I watched (___) video you had sent me.

  1. They are staying at (a) hotel.
  2. He liked (the) hotel that I recommended.
  3. I saw (a) movie last night. (The) movie was scary.
  4. She is (a) nice girl.
  5. Are you coming to (the) party tomorrow?
  6. I watched (the) movie you had sent me.

3.the / ー(なし)のどちらかを入れてください。

  1. I’m from (___) Japan.
  2. I was at (___) station when you called me .
  3. She likes (___) sweets.
  4. They climbed (___) Mount Everest .
  5. I’m at (___) Tokyo station.
  6. Close (___) door, please.

  1. I’m from (ー) Japan.
  2. I was at (the) station when you called me.
  3. She likes (ー) sweets.
  4. They climbed (ー) Mount Everest.
  5. I’m at (ー) Tokyo station.
  6. Close (the) door, please.

練習問題お疲れ様です。基本ルールをおさらいした後でも迷ってしまう問題もあったのではないでしょうか。

英語の冠詞は感覚的に使えるようになるには実際につかってみること=練習が必要不可欠です。そこで、良質な練習ができるおすすの本をご紹介します。

英語の冠詞「a, an, the, なし」おすすめの本

この本の特徴は、実用的な練習問題を通して様々な冠詞のルールや規則を学べるようになっている点です。本の中では良質な例文を用いた練習問題がたくさん用意されており、先ずは自力で解いてみて答え合わせと解説を読むことで冠詞の感覚を身に着けていくことができるようになっています。「なぜこのケースでは the がつくのに、こちらのケースではつかないのか?」といった点もクリアにしてくれる一冊です。

実は英語の冠詞は、基本ルールを学習していても、正しく使えないことがよくあります。これは基本ルールから派生する冠詞の規則を感覚としてつかめていないためです。日常生活では冠詞を使って文を作り、誰かに間違え指摘してもらうことは難しいと思います。ぜひこの本で実際に冠詞を使う練習を重ねてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は難しいと悩んでいる方が多い英語の冠詞 「a, an, the, なし」 についてご紹介しました。英語の冠詞でまよわなくなるには、先ずは基本ルールをおさらいし、練習の中で冠詞の感覚を身に着けていくことが大切です。

しかし英語の冠詞は基本ルール以外にも、この場合○○だが、こういった場合は××といった細かい部分が沢山あり、正解が一つではないこともある為、全てを理解しようとすると大変です。100%の正解は目指さず、あまり冠詞でまよわなくなるのを目標にしてみてはいかがでしょうか。間違ってしまっても文脈から意味が通じることが多いので神経質になる必要はありません。

冠詞が正しく使えると相手により伝わりやすい文を作ることができるようになり自信につながります。この記事から冠詞の感覚を身に着けるヒントを得て頂けたら嬉しいです。

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